すごいニッチ手稿

この報告いる?

週記1/3-1/16 謎ゲ沼

PSstoreで買った激安の謎ゲーをプレイする

商品一覧を価格の安い順に並べて、価格500円未満のフィルターをかけた時、摩訶不思議な世界が陳列される。おもしろい。

Bigfoot's Journey

ほぼゴリラ

「やったぁ!ビッグフットだ!」と思ったら、ほとんどゴリラだった、いや、ゴリラだった。ストーリーモードと言う名のバンドデシネっぽい漫画が本体で、おまけに謎の迷路ゲームが付いている

Jumping Burger


もはやゲームなのかどうか怪しい

「どうせとんでもないバカゲーなんでしょ!やったろ!」と220円で購入してみたところ、ミミズバーガーどころではない闇に触れてしまった

机の上にハンバーガーが一つあって、
ジャンプボタンを押すと、ぼよんと跳ねる
そのまま押し続けると、ぼよんぼよんと跳ね続ける
ジャンプした回数は画面の隅でカウントされ、回数に応じて実績解除のトロフィーが手に入る。ゲームクリアなどは無い

つまり、完全に実績解除の実績を積むためのゲームなのである。震えたね

PSアカウントにおいて、自分の獲得トロフィー数は他のプレイヤーに公開される。
これを「他人に自慢できる一種のスコア」と捉えると、トロフィー集めそのものがゲームと化すのだろう。たしかに、単に実績の数稼ぎをしたいのであれば、SEKIROをぼよんぼよんさせるよりハンバーガーをぼよんぼよんさせる方が効率的で健康にも良い

わりと需要があるらしく、このThe Jumping一族は無数に存在する。


ゲーム・プラットフォームでゲーミフィケーションしてるのちょっと面白い

Monkey Kong

か弱いゴリラが走る
ドンキー〇ングのパクリゲーかと思ったら小さな虚無だった
延々とゴリラが走り続ける。前方には次々と穴や障害物が現れ、ジャンプやダッシュを駆使してそれらを避けながら、どれだけ遠くまで行けるかチャレンジする。厳しい自然界に「体力」等と言う生ぬるい概念は無く、障害物に1度接触すると問答無用で死ぬ。敵ゴリラや大岩のみならず、ほとんど背景に思える切株や倒木でさえ、おれのゴリラを殺す

もちろん道中には嬉しいアイテムも有って、ところどころにバナナが落ちており、拾うとスーパーダッシュのエネルギーが溜まる。スーパーダッシュは自然由来のトランザムで、一時的におれのゴリラの機動力を爆上げし世界最強にする。当然、あらゆる障害物を跳ね飛ばす。ただし、効果時間は短い

度重なるプレイで、ゲージが空の状態でもスーパーダッシュが使えることに気が付いた。その場合、発動直後に無敵状態は解除されるのだが、ダッシュボタンを押しっぱなしにすると無敵発動→無敵解除→無敵発動→無敵解除…と1Fごとに繰り返される。非常に強力だが、発動と解除があまりに高速なので、肉眼で「おれのゴリラが今無敵なのか非無敵なのか」判別つかず、「障害物へ突っ込んだ際に50%で生還し50%で死ぬ」シュレディンガーのゴリラが誕生する

 

The Voices Gamesの22円ゲーム群

Spectrewoods

Violetti Goottii


Lady in a Leotard With a Gun

Newtonian Inversion

22円の破壊力ではない

「何だこのゲームは……?!」と購入し、
「一体何が起こっているんだ……!?」とプレイし、
「どういう…ことだ……?!」とエンディングを迎える
そして、Home画面に戻って「あれは何だったんだろう」としばらく虚空を眺める

軽快なBGM・こだわりの強いビジュアル・奇怪なストーリーが混交し、ゲーム体験の火力がかなり高い。普段の生活で「時間が空いたし、ちょっと狼狽えたいな」とか「出かける前に、少しあたふたしようかな」と思った時にぴったり

面白いゲームとしては人に薦め難いけれども、個人的にはかなり好き

 

(つぶやき廃棄所)

『デ・ニーロ・アプローチ』とは、映画俳優が完璧な役作りのために自身の人格や体格を改造すること。ストイックな役作りで知られる俳優「ロバート・デ・ニーロ」に由来する。 実写キングダムで王騎役をつとめた俳優は、役作りのために体重を15㎏増量したらしい。つよい

モルタルボード』とは、頭頂部が正方形になっている帽子のこと。博士の帽子。

首相官邸ネズミ捕獲長』とは、代々、イギリスの首相官邸で飼われている猫ちゃんに与えられる役職のこと。1924年から続く伝統で、本当に雇用されている。

『マジックアワー/Magic Hour』とは、日の出前・日没後の数分間に見られる、美しい空模様のこと。日本語では「薄明」という。

ヘテロドックス/Heterodox』は「異端な」を意味する単語で、「正統な」を意味する「オーソドックス/Orthodox」の対義語にあたる。

ライト兄弟は7人兄妹

『牡蠣(かき)』は、捕獲の際に「岩からかき落とす」事が名前の由来となった。

『ソッドの法則』とは、イギリスに伝わる格言のひとつで「想定出来るミスはいずれ必ず発生し、なおかつ、それは最悪のタイミングで起こる」というもの。マーフィーの法則のネガティブなバージョン。

『TSKR』は海外のネットミームのひとつで、「Tasukaru(助かる)」を省略したもの。 公式・二次創作者から「自分の推しに関する大変尊い供給」があった場合に寄せられる。

『サッシ』は窓枠用の建材のことで、英語の「サッシュ/Sash」を省略したもの

『偽旗作戦』とは「降伏の白旗を上げ、敵が油断した隙に攻撃を加える作戦」のこと。 最近では「嘘の被害をでっちあげ、報復という名目で攻撃を仕掛ける作戦」のこともいう。