すごいニッチ手稿

この報告いる?

週記2/21-3/6 魔剣騒動

2023年のグラブル振り返り


春、シエテHLの実装と共に、超絶強いシエテ剣(セッテ・ディ・スパーダ)が登場。

風属性武器でありながら、属性を問わないスキル効果がてんこ盛りで、メイン無銘金重の剣豪に4凸シエテ剣を5本並べれば、全属性で攻防に隙の無いとんでも奥義編成が出来上がった。皮肉なことに、当時(2023年前半)において風属性は奥義編成が盛んでなく、風武器でありながら風属性以外の属性への恩恵が特段に大きかった。

こんな性能にきくうし達が正気で居られるはずもない。

覚醒スタイルの切り替え分も考慮すると、理想的には4凸が10本欲しいものだから、昼夜を問わず『お前の顔面がイスタルシアじゃい』と言わんばかりに全国の強者グラン・ジータたちがシエテHLに殺到。それなりの高難度ボスでありながら、あれよあれよと周回方法が効率化・流布され、あっという間にひえもんとり染みた人間シュレッダーコンテンツと化し、十天衆がn天衆に細切れになるのが日常となっていた。

 

もちろん、自分もシエテ剣に心を乱された一人で、毎晩「おしえて(アルプスの少女ハイジop)」を口ずさみながら周回していた。

手持ちキャラの都合上、最速と言われる通常攻撃軸のベルセルク編成が組めず、安定寄りの奥義軸のヤマト編成で挑むほかなかった。これは大変な事で、奥義軸ということは必然的にシエテ剣を敷き詰めるのが理想形であり、「シエテを倒すためにシエテ剣を集める」という地獄の循環参照を享受する日々を送った。とてもたのしかった。

 

 そして、2023年11月、唐突にナーフされる。

一部のスキルが風属性限定で適用されるようになり、他属性のシエテ剣編成は大幅な弱体化を受けた。特に火属性はシエテ剣無しで奥義編成を組むのが難しく「風属性武器をナーフしたら火属性がお通夜になる」という謎の現象が発生した。

 ただし、ナーフと言っても「ぶっ壊れ武器」が「超強い武器」へ修正されたぐらいなので、わりと有情な調整ではあった。依然として風属性ではフルパワーで使える上、他属性でも高難度以外では全然使えるぐらいには強い。割と妥当な落としどころに思える。


だが、運営(ヤツ)は炎上(ハジ)けた。

モットモエルガイイヤ

あからさまな理由が二つあった。

 一つはナーフ調整のタイミングが「新高難度コンテンツのシエテ剣編成での攻略が確立した直後」であった事と、もう一つは「編成の多様性を損なう」という調整理由を掲げながら、ナーフと同時に多様性皆無のコピペ性能の武器6種を実装した事で、小さな火種へ向けて精神を逆撫で成分配合のオイルを大量投下する格好となり、冬の大寒波を吹き飛ばす勢いで大いに燃え盛った。

 

一体、運営内で何があったのか、グラブルはここから正月にかけて、だいたい2週間おきに何かしらの理由で炎上している。きくうし達からは『おいおい、火の古戦場は2か月後だってのに、運営君はもう火に力を入れているぞ。見上げた心意気だねえ』と皮肉られていた。なお、この炎上連鎖は火の古戦場後も続いた。

 

2023年はセッテ・ディ・スパーダという魔剣を振り回し、また、振り回された年だった。ぶっ壊れ武器が実装されて、それを渇望して正気を失う、というのはハクスラの醍醐味に思える。マグナ3が楽しみ。

 

(つぶやき廃棄所)

『キラーエイプ仮説』とは、人間のルーツに迫る仮説のことで、「人間はその高すぎる攻撃性と肉食衝動により、めざましい進化を遂げた」というもの。殺人衝動は人間がまだ情け容赦のないバトルモンキーだったころの名残だという。

『エレファントポロ』は、乗馬して行うスポーツ「ポロ」の象版で、タイやインドで行われている。 象の上から騎手が長い棒を延ばし、地面に置かれたボールを相手のゴールにシュートする。

電気ブランとは、明治時代の日本で誕生したブランデーを材料に用いたアルコール飲料のこと。 元々は「電気ブランデー」と命名されていたが、厳密にはブランデーでは無いため改名した。 「電気」と冠しているが、製造方法とは関係ない。お洒落な名前にすべく付けられた。

サイケデリック/Psychedelic』とは、「サイコロジー(心理学)」と「デリシャス(おいしい)」を組み合わせて出来た言葉で、 「不思議な薬でハイになっている最中に見える光景」をモチーフにしたデザインを指す

『太鼓判を押す』の太鼓判とは、「太鼓みたいに大きな判子」のこと。

『人魚姫の像』デンマークの首都、コペンハーゲンにある観光名所の一つで、アンデルセン童話の人魚姫をモチーフとして作られている。 案の定、世の中の荒くれ共が放っておくはずもなく、赤く塗られたり、頭部を切断されたり、赤く塗られたり、ダイナマイトで爆破されたりと、定期的に憂き目に遭う。

『ソードブレイカー/Sword Breaker』とは、中世〜近世のヨーロッパで使われた「相手の剣を破壊するのに特化した剣」のこと。刀身に櫛状の溝があり、ここに相手の剣を引っ掛けて折ってしまう。 レイピアをメタった武器

『デュエル』は、日本で販売されているホウレンソウの品種のひとつ。おい、デュエルしろよ

Castle in the skyは「天空の城ラピュタ」の英語版タイトル。「ラピュタ/la puta」がスペイン語で売春婦を意味するためにタイトルから削除されている。

『くもり』は、日本において、空の90%以上が雲で覆われている天気を指す。 一方で国際的な基準における「Cloudy」とは、雲の割合が87.5%以上の天気とされている。

『フィロソラプトル/Philosoraptor』とは、海外ミームのひとつ 「なぜターザンには髭が無いんだ?」「トランスフォーマーは生命保険に入るべきか?車両保険に入るべきか?」「なんで鼻が詰まっているのに匂いがするんだろう?」などと、この世のしんりに気づいてしまったテツandトモめいたラプトル

『ビーバー』の肉は、中世ヨーロッパにおいては「魚肉」扱いだった