あけまして
年末から正月にかけて何本か映画を観たよ
・エイリアンVSエイリアン
・NOPE
・セミマゲドン
・恐怖！キノコ男
のネタバレが含まれます
エイリアンVSエイリアン
狩人エイリアンと猛獣エイリアンの熾烈ではない戦い
狩人エイリアンの装備は強い。スターウォーズみたいなビーム銃、弾丸を通さない頑強な光学迷彩アーマー、僅かな痕跡から過去の出来事を読み取るサイコメトリング能力、いずれも地球の科学力を凌駕している。しかし、全般的になんだか使いこなせておらず、最後まで猛獣エイリアンを仕留められずに宇宙へ帰る。どんまい。
”エイリアン”で”狩人”という２点で「プレデター」に近い存在なのだけれども、プレデターの狩りが狩猟民族的な命がけの戦いなのに対し、こちらのエイリアンは貴族の道楽的な狩りであり、戦いへの熱意がそれほど感じられない
それが如実に表れている仕草がエイリアン・小走りである。全力疾走するでもなく、威圧的にのしのし歩くでもなく、体力を温存しつつの小走り……エイリアンの……小走り……！
NOPE
面白くて目が離せず、ソシャゲ周回が進まない
空へ吸い上げられる馬！一日中停滞する怪しい雲！
極めつけは空中を高速移動する円盤！これはもうUFOに違いない！
未知との遭遇を切望する人々が集まり、ファーストコンタクトを図る！
しかし、現れたUFOの正体は、なんと飛行するルンバ型殺戮モンスターだった！
阿鼻叫喚！地獄の吸引力で地上の人々は次々と捕食されて行くのだ！ぺぽーい！
「UFOが地球侵略する映画かな？と思いきや、実はモンスターパニック映画であり、最終的にカウボーイ映画で幕を閉じる」というキメラティックな作品なため、感想を簡潔に述べようとすると支離滅裂な事になる。UFOが人々を捕食するシーンがショッキングで、カウボーイがめっちゃ格好良くて、チンパンジーがマジで怖い。
セミマゲドン
正月早々に操作ミスで購入
心の小学生男子を構成する三大栄養素
「セミ」「おっぱい」「没落したプロ野球選手」
を一気に摂取できる完全栄養食で、夏休みに観ると良いかもしれない。
巨大化した大量のセミが人間を襲う映画だけれども、セミのCGがあまりにもCGなため、かえって昆虫特有の不快感が無くて見やすかった◎セミの幼虫の人形もなんかかわいい◎人間の頭が破裂したり、首がもげたりするが、おおむねBB先輩劇場ぐらいの演出なのでショッキングではない◎
ソシャゲの周回中に横目で観るのに適している
恐怖！キノコ男
キノコ男はKINGS FIELDみたいで可愛かった
問題は映画の根底に流れる、飛躍しすぎて未確認飛行物体と化したロジックの方で、こちらの方が圧倒的に恐怖だった。
「Q.バルサミコ酢を山中にばら撒くにはどうすれば良いか？」
「A.バルサミコ酢が入った樽の導火線に火をつければよい」
「持病の人体発火現象を抑えるための薬を飲まないといけないんだ」
「そう」
（つぶやき廃棄所）
『畜生』は、「人間以外の生き物」を指す仏教用語で、サンスクリット語の「ティルヤンチ/tiryañc」を訳したもの。 昔、ある中国の皇帝が、自分の息子が自分の妻を寝取ろうとしていると知った際、悪態として活用された。ﾁｸｼｮｰ！ ちなみに楊堅と煬帝である。
『デューラップ/Dewlap』とは、動物の喉元にある弛んだ皮膚のこと。
『六次の隔たり』とは、「全ての人・物は芋づる式に繋がっており、スタート地点がどこであれ、その芋づるを6回辿れば大抵のものへ到達できる」という現象のこと。 私とあなたは友達じゃないけど、私の友達とあなたは友達。だいたいそんなかんじ。
『姦淫聖書』とは、1631年のイギリスで発行されてしまった、致命的な誤植を含む「聖書」のこと 「汝、姦淫することなかれ」の一文から、否定を示すnotが欠落し「汝、姦淫すべし」というドスケベ戒律が記されていた 法皇は激怒し、殆どが焚書されたが、少数は現存しており、高値で取り引きされている
『デ・ニーロ・アプローチ』とは、映画俳優が完璧な役作りのために自身の人格や体格を改造すること。ストイックな役作りで知られる俳優「ロバート・デ・ニーロ」に由来する。 実写キングダムで王騎役をつとめた俳優は、役作りのために体重を15㎏増量したらしい。つよい
