すごいニッチ手稿

この報告いる?

週記2/14-2/20 明太子録

野生の明太子

2月はほとんど明太子だった。 

 中旬ごろまで体調が芳しくなく、食後の風邪薬を飲んでは、部屋の真ん中で明太子のように転がり寝る日々を続けていた。身体を横にしたのならば早々に寝ればよいものを、ついついYoutubeを開いて……猫ミームにどっぷり漬かり……クソゲーの実況動画を貪り……春とヒコーキさんの動画に沈み……視神経と罪悪感が熱を帯び始めた頃にようやく眼を閉じて眠る、という、現代社会に蔓延る堕落のルーティンに陥った。

 「ああ、おれは明太子と人間の合いの子なんだなあ」「しかも、お正月に出せない下等明太子だ」などと、己を揶揄り卑下り、不活性の日々に悔恨の念を重ねていた。

 しかし、『着る毛布』を手に入れてから精神性が変化した。着る毛布を装備した自分は、もはや言い逃れ出来ぬほどの明太子野郎であり、かえって、これまでの山月記のしょんぼりタイガー染みた卑屈さが抜け、もはや純血明太子としての誇りに満ち溢れる、お惣菜界のドラコ・マルフォイと化している。

 2月の自分は今年の堕落を一手に請け負うことにした……このBIG堅あげポテトの144gというのはポテトと油の重さではなく……”責任”の重さにちがいない……

 

 

(つぶやき廃棄所)

『チョコレート』という名前の由来には、アステカ民族が用いていた「ショコラトル/xocolatl(苦い水)」という言葉を語源とする説がある。

『チョーク・アウトライン/Chalk Outline』とは、殺人事件現場にチョークで描かれる、被害者や証拠品の輪郭のこと。最近の検証手順では描かなくなったらしい。

『明(ミン)』は「世界一長寿なアイスランドガイ」に付けられた名前で、なんと507歳まで生きた。ちょうど中国の王朝が明だったころに誕生したのが名前の由来になっている。

コピミズム伝道教会とは、スウェーデンに本拠地を構える宗教団体のこと。PCのコピー&ペーストを神聖視しており、windowsのショートカットキーであるCtrl+C とCtrl+Vを聖なる行いとして崇めている。

『束(つか)』は、古代日本で使われていた長さの単位で、1束は指4本分の幅に相当する。 「束の間」の語源になった。

『ムニエル/meunier』はフランス語で「粉屋の娘」を意味する

『茶葉のパラドックスとは、茶葉とお湯が入ったティーカップをスプーンでぐるぐる掻き混ぜた時、遠心力が働いているにもかかわらず、茶葉がカップ中央に集まる不思議のこと。 アインシュタインが1926年に解決した。