すごいニッチ手稿

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週記1/31-2/13 高火力映画レビュー

ビーバーン

炎を自在に操るビーバー
なかなか手ごわいが、体が炎上しているため数秒後に死亡する

プー あくまのくまさん

動き出したクソコラ

 冒頭で、くまのプーさん達が「半人半獣の醜いモンスター」と紹介されておりワクワクが止まらなかった。この心地よく邪悪な過去改変……幼少期のカワイイ思い出をゲロまみれにすると得られる背徳的快楽は、おもしろフラッシュ時代の「ドラえもんエターナル」や、初代ミッキーが主役のホラーゲーム「Captain Willie」と同じ栄養素を感じる……良い映画どうかはともかく、ドーパミンのせせらぎを感じる楽しい映画だった。

 特に、終盤の「死ねぇぇ!!プゥゥゥゥゥゥ!!!」と叫びながら車で特攻を仕掛けるクリストファー・ロビンの姿は大草原不可避と言う他ない。ああ……火力の高いクリストファー・ロビンが楽しかった……。

 美女達がプーさんにしばき上げられる映画なので、基本的には男の子が好きなもののバリューセットになっている。

・美女
・おっぱい
スプラッター表現
・ハンマーが得意武器なピグレット
・殺意100%のクリストファー・ロビン
・執拗にクリストファー・ロビンを拷問するプーさん
・逃亡する暴漢を自ら追うことはせず、ミツバチを使役して止めを刺すプーさん
クリストファー・ロビンへ復讐を誓うも、彼と過ごした輝かしい日々の記憶がフラッシュバックし、乱心して家具を破壊するプーさん

 特に序盤の「美女がプーさんに捕獲されてミンチにされるシーン」は、なかなか油断ならなかった。なにせ、プーさんとおっぱいが繰り返し映し出されるものだから、心の一次成長期と二次成長期の部分を反復横跳びさせられて大いに戸惑ってしまう。そして、混乱しているうちに、美女はウッドチッパーにぶち込まれ、おミンチが出来上がる……。わあお……情報の絨毯爆撃だあ……。

こういう高火力映画を観ると脳天のバーバリアン連合野が大活性して元気が出る。もしかすると、北欧のヴァイキングが子供に見せる用のプーさんなのかもしれない。

 

 

(つぶやき廃棄所)

ハットトリック/Hat Trickはもともと「クリケット」の用語で、試合で活躍したプレイヤーに、記念の帽子を送る風習から生まれた。

『関口駅』岐阜県関市関口町にある駅で、コンビニのLAWSONと合体している珍しい場所。 駅内にLAWSONがあるのではなく、LAWSONの中に駅がある。

『シロサイ』はアフリカの言葉で「幅広い」を意味する「wijde」を英語の「White」と聞き間違えた事で名付けられた。

『わくわくアーゼウス』とは、遊戯王OCGにおけるコンボのひとつ。直接攻撃が可能な「わくわくメルフィーズ」で戦闘を行った後、「天霆號アーゼウス」をエクシーズ召喚して制圧する 小動物がほぼ対義語にあたる巨大ロボへ変貌を遂げるギャップが人気を博し、なぜか公式の25周年記念放送で映像化された

ニュージャージー鮫襲撃事件』とは、1916年にアメリカのニュージャージー州で起こったホオジロザメによる獣害事件のこと サメは海と川で合計4人の命を奪ったのち行方をくらましたが、最後は剥製業者の漁船で偶然捕獲されて駆除された ジョーズの元ネタ

『エプロン/Apron』は、元々「ナプロン/Napron」と呼ばれていたが、「a napron」と書いたものを「an apron」と誤読されて誕生した

『国際ロマンス詐欺』とは、インターネットを通じて海外の相手と交流し、恋愛関係を結ぶと見せかけて送金を促す詐欺行為のこと。

『エクストリーム出社』とは、出社にどれだけ独自性を持たせられるかを競うスポーツのこと。「エクストリーム出社協会」なるものも存在し、競技者たちは「出社ニスト」と呼ばれる。

『ヌードリング/Noodling』とは、アメリカで誕生したナマズ漁のひとつで、 「自らの腕を巣穴に突っ込み、ナマズが噛みついてきたところを引っ張り出す」という漢気溢れる漁法のこと おれは糸  おれは釣り竿   おれは餌 なお、ナマズの穴にナマズ以外が住んでいた場合、えらいことになる

『ブックカース/Book Curse』とは、中世において、蔵書の盗難を防ぐために用いられた呪術のこと 書籍の巻末に「この本を盗んだヤツは地獄行き」の旨が書かれており、抑止力としてはたらいていた

『通り悪魔』とは日本の妖怪の一匹で、その姿を見た人間は乱心して凶行に走ってしまうという。「通り魔」の語源。

『鎖付図書』とは、盗難防止のため、本棚と鎖で繋ぎ止められた書籍のこと。中世から18世紀末まで実用されていた。