すごいニッチ手稿

この報告いる?

週記6/13-6/19 うろたえ灯篭流し

北斗の拳 遅読の会  狼狽え流し

たまに、直ぐには受け止めがたい描写に出会う。

たとえば、砂地の下から現れた蟹モチーフのヒャッハーが巨大トラばさみで終了したり、大砲の代わりにトゲトゲがついた戦車が何も成せぬまま暴走の末に爆発したり、投げられた「へ」の字型ブーメランを「Λ」の字型にして逆襲したりする。

 

初見でこういう描写に出会うたび、自分の心の中のケンシロウが「ぐっ・・・!」と片膝を付いている。このような精神的片膝ポイントは、独りで受け止めると毒なので、今日はいくつかネットの海に灯篭流ししようと思う。

 

修羅の国の歴史

修羅の国には「座学」よりも「殺し合い」を必修科目とする蠱毒じみた因習が根付いている。いつから始まった文化なのかな、4000年ぐらい続いてるのかな、なんて思いながら読み進めていたが、それがどうも20年ぐらい前らしく、あまりのモダンさに狼狽えてしまった。1世代もサイクルしていないのでは?人間の狂気の恐ろしさを知った。

 

ラオウ伝説エラー

ボロ「海の向こうから我々の救世主である北斗神拳の伝承者がやってきたぞー!

ダムの水を全部赤色に染めてお知らせしろ!放流だー!ドバババ!

ボロ「あっ!川の色が赤い!そうかついに救世主のラオウ様がやって来たのだな!

皆の者、反逆の時だ!修羅共がなんぼのもんじゃい!

修羅たち「ヒャッハー!やって来たのはラオウじゃなくてケンシロウだぜぇー!」

ボロ「ぐわわー!人違いー!(全滅)」

本人確認を怠るヒューマンエラーで大惨事になった。原因を突き詰めると、根本的には「一子相伝北斗神拳伝承者が4人居る」という異常事態に端を発した勘違いな気がするので、ボロたちを責めるのは可哀そうに思う。全滅の仕方が一酸化炭素中毒に似ている。

 

・羅将ハンとケンシロウの戦い全般

これは膝を付くどころか、地面に肩まで埋まった。

強力な北斗琉拳使いのハンに対し、ケンシロウ北斗神拳の全てを出し切って闘うのだけれども、ちょっと見たことない動作が多い。

「相手の両手を掴み、ブリッジ動作で地面へ叩きつけたかと思うと、地面へ叩きつけ返す」という北斗とは無関係な玩具のスリンキーじみた攻防、投擲されコロシアム外周の塔へと叩きつけられるも、塔内部から地中に潜り、ハンの足元から反撃するケンシロウだとか、恐らく北斗とは無関係なテレキネシスを用いて浮かせた巨岩を相手へぶつけるシンプル超能力バトル 等、これは一体なんの集大成なのか分からなくなる。今も分からない。

 

 

(つぶやき廃棄所)

E.T.の映画本編に、エリオット少年とE.T.が指を合わせるシーンは無い

『ウールピットの緑の子供』は、12世紀イギリスのウールピット村に現れたとされる二人の子供のこと。 形は人間と変わり無いが、全身が緑色であり、未知の言語を話し、そら豆しか食べなかった。村に馴染み、普通の食事を摂るようになるにつれ、緑色が抜けていったという。

リトマス試験紙は、染料である苔の一種「リトマスゴケ」が名前の由来

『ロボット/Robot』の語源は、チェコ語の「Robota」で、「強制労働」を意味する。

『オニナラタケ』はナラタケというキノコの一種で、アメリカ合衆国オレゴン州には、その菌糸が面積8.9平方kmに広がるものがある。 単一のDNAを持つものとして、世界最大の生物と言われている。

『シャチハタ』は名古屋の「シヤチハタ株式会社」が開発した商品で、正式名称は「Xスタンパー」という。