すごいニッチ手稿

この報告いる?

週記11/21-12/3 こっくりさんVBA

こっくりVBA

鳥居を押すとSuperSpiritualCommunicationWindowが出る。


質問を打ち込むと、十円玉が文字盤の上をスウゥーーッ・・・と移動し、霊的な答えを与えてくれる。あなたはしんじつをしることになるだろう。

最近のエクセルではこっくりさんも出来る。

なんて便利なんだ・・・!

 

こっくりさんの発生経路

ハイズヴィル事件が起きて世界的心霊ブーム

テーブル・ターニングという儀式が生まれる

明治初期にテーブル・ターニングが来日

こっくりさん」として広まる

日本語版のウィジャ盤形式に進化する

 

こっくりさんについて色々

1848年、アメリカの村ハイズヴィルで幼い姉妹が死者の霊との交信に成功する。

姉妹が質問すると幽霊はノック音で返答する。ノック音の回数とYes/Noが対応するように取り決められていた。アキネイターの要領で辛抱強く幽霊の身元を探って行くと「私の死体は地下室にある」との事で、実際に地下室から(大分経ってから)死体が発見された。

 

この事件を発端に、世界的な心霊ブームが巻き起こり死者との交信が盛んになる。

そこで編み出されたお手軽交霊術が『テーブル・ターニング』だった。複数人で卓上に手を置き、質問を投げかけると、霊がテーブルを揺らす。揺れた方向とYes/Noが対応しており、ハイズヴィル事件同様の交信がキミの家でも出来るという。

 

Youtubeで「Table Tipping」とかで検索すると色々ヒットする。なんか霊が想像の100倍ぐらい元気溌剌でちょっとビビる。

www.youtube.com

 

明治初期、この「テーブル・ターニング」が来日し、アメリカから来た素敵な遊びとして大流行する。日本では竹と盆などで簡素なテーブルをこしらえて行った。このテーブルが「こっくりこっくり」と傾いて愉快なので、こっくりさん(テーブル・ターニングのにほんのすがた)の名前で定着していった。

それから時代と共に、五十音の文字盤、移動する硬貨などの設定がどんどん盛られ、現在の日本版のウィジャ盤の姿へと進化を遂げた。

 

ウィジャ盤」や「テーブル・ターニング」が”死者”との交信術であるのに対し、「こっくりさん」は”何か”との交信術である。テーブル・ターニングでテーブルが傾くのは”死者”の力に拠るものなのに対し、こっくりさんでは”何か”の力で傾けられている。

この”何か”の部分は変数じみておりカスタマイズの余地がある。謎の怨霊だったり、動物霊だったり、エンジェル様だったりに変えられ、妙に参照先の自由度が高くて面白い。

 

今回、自分がエクセルVBAで作ったものを厳密に命名するとThisWorkbook.Worksheets("こっくりさんとは完全に無関係な一般語彙").ListObjects("語彙").ListColumns("ひらがな").DataBodyRange(”答え番号")であり、こっくりさん科の新種と見て間違いないだろう。

 

ちなみにこのThisWorkbook.Worksheets("こっくりさんとは完全に無関係な一般語彙").ListObjects("語彙").ListColumns("ひらがな").DataBodyRange(”答え番号")は、友人のマソーペ君の力でビジュアライズされている。

これは信頼できる。

リオレウスの弱点は?」と尋ねたところ「いなかもの」などと嘲りを含ませた返答が来たことから、この姿はかなり正鵠を得ているかもしれない。

さらに、マソーペ君がこの絵を描き終えた直後、マソーペ君の家の火災報知器が誤作動し爆音でアラームが鳴り響くという怪奇現象が起こったので霊的な保証もある(?)

深夜、マソーペ君と通話中の出来事だったため、自分もヘッドフォン越しにアラームを聞いてビビり散らかした。

 

こっくりさんは楽しいけれど、霊的なお叱りを受けない程度に遊ぼうね。

 

(つぶやき廃棄所)

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『猛度(もうど)』とは、爆薬の破壊力を示す尺度のこと。

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