すごいニッチ手稿

この報告いる?

週記5/3-5/9 強くて優しいが、必殺技が大体グロい

〇宇宙人

われわれは争う気はない

北斗の拳 遅読の会

赤斑さんからの熱いおススメを受けて「北斗の拳を読むの会」が勃発した。

 

通話しながら、コミックアプリを使い、1日3話ずつぐらいの遅々としたペースで読んでゆく。お互いの歩調を揃える為、自分は全てのセリフを朗読する。

 

1コマ1コマねっとりと鑑賞し、何か感想や、気きづいたこと事、及び、余りにも耐えがたい事や、おちゃめ指数が高すぎる描写に直面した場合は、迷わず読む手を止めて、相方に胸の内を吐き出すのである。

 

例えば、第一巻では「ジード」という悪党が登場する。益荒男すぎる彼は定期的に巨大化し、しまいにはゴーレムじみたサイズと化し、女児をバナナのように片手持ちして威嚇するに至る。一体どういう事だろう。世紀末描写が高濃度すぎて心のガイガーカウンターが爆発しそうになった。

 

こういった時は、一人ではなく、二人で受け止める。

「どういうことですか」「どういうことでしょうね」

「大きすぎやしませんか」「大きすぎすぎますね」

何が解決するわけでもないが、共感を得られれば心が楽になり、少なくともページをめくることが出来る。また、一人では絶対に見逃すであろう描写も二人ならば掬い取れたりする。なかなか充実感あふれる読書体験が得られている。

そんな調子で現在は28話まで読了した。

 

コミックアプリは遅読と相性が良い。

 

(つぶやき廃棄所)

『ヴィダーラ・ホテル/Vdara Hotel & Spa』は、アメリカのラスベガスにあるホテルで、「全面ガラス張りの曲面構造」という美しい建築となっている。 しかし、その特殊な形状から、反射した太陽光が一つどころに集まってしまい、ビル正面に向けて高熱のソーラービームを発射し続けていた。

 

『戦士症候群』とは、1980年代のオカルト雑誌の読者投稿欄に見られた「戦士に覚醒めた者」による呼びかけの総称。 おれは屈強なせんしだ。仲間たちをさがしている。

 

『塙凹内名刀之巻(はなわへこないめいとうのまき)』は、現存する日本最古のアニメ作品で、1917年に制作された。 良い刀を手にした侍が、町民達でもって試し切りしようとするも全て返り討ちに遭う

 

ウッカリカサゴ』は、うっかりしていると「カサゴ」と間違えてしまう事から命名された。ほぼカサゴ、でも別種の魚。

 

『アダム・ライナー(1899-1950)』は、「世界でもっとも身長が変動した」としてギネスブックに登録されている人物。 18歳時点では小人症であり身長は138cmだった。青年期には巨人症にかかり、死亡した51歳時点の身長は218cmに達していた。

 

『クレイク・オブライエン・コーンスウィート錯視』とは色の知覚に関する錯覚で、 一枚の灰色長方形を微妙な明暗のグラデーションで二分すると、二つの領域の色がなんだか違って見える現象のこと。 下の画像は、右側は明るく、左側が暗く見えがち。実際には同じ灰色である。